びっくりポン! [日常]
不自然にセリフに織り込まれるこのキーワードがちょっと鬱陶しいです。 流行語大賞を獲るとNHK上層部が喜ぶんでしょうか。
月曜に磯から上がってF村さん、O野さんと雑談しているときに、F村さんのクルマのヘッドランプのシールドが黄ばんでいるのを見たO野さんが、「このヘッドランプの黄ばみって虫除けスプレーで落せるらしいですよ?」と教えてくれました。
「本当ですかぁ?」とか言いながら、クルマに常備している虫除け(ディート12%の市販薬にメントールクリスタル&ハッカ油ブースト)をタオルに付けてヘッドランプ擦ってみると…
びっくりポン!アッサリと黄ばみが取れました
自分やF村さんは勿論、O野さん自身も実際に見るのは初めてだそうで、三人揃ってびっくりポン!ですw
どうやら虫除けの有効成分であるディートが、ヘッドランプ表面の紫外線で劣化黄変した樹脂を溶かしてしまうことで、一皮剥いてクリアな状態に戻してしまうらしいです。
海外で販売されているトンでもなくディート濃度の高い虫除けが樹脂を溶かすとは聞いた事が有りましたけど、国内で販売されている虫除け薬程度の濃度でも樹脂を溶かすほど強力なんですね^^;
国内では医薬部外品で10% 第二類医薬品で12%までのディート濃度の虫除けが市販されています。 海外では有名処だと米国3M社のULTRATHONが25%のエアゾールや、34.34%のローションを市販していて、そのうち個人輸入してみたいと思っていました。他にはRepel社の100がディート98.11%!と、逆に残りの1.89%は何を混ぜてるんだか不安になるようなのも市販されています。
国内では(比較的)低濃度なディートを含む虫除けでも怖がって、ハーブ原料などのオーガニックな虫除けしか使わない人も多いですが、海外では蚊に媒介される危険な伝染病も有るのでデメリットが有るかもしれない(絶対的)高濃度ディートを含む虫除けを使ってるんでしょうね。自分もイソヌカカに噛まれる苦しみから逃れるためなら多少のリスクはあっても高濃度ディート製剤を使いたいですw
とりあえずお買い物カーのR2のヘッドランプが黄変していましたので、買い置きの自宅用10%ディートの虫除けでクリアにしてみます。この濃度でも効果があるか試して見ましょう。
大容量の手動ポンプで使いやすいフマキラーのスキンベープミストと、理系の人種には馴染み深い日本製紙クレシアのキムワイプで作業をします。
before 黄ばみくすみで、いかにも高齢車のレンズって色になっています。
after びっくりポン!拭いたそばからクリアに成っていって面白いぐらいです。
片側を掃除するとキムワイプはこんな色になりますw
劣化しているとはいえランプ表面の紫外線保護コートごと剥がしているでしょうから、手持ちの紫外線吸収剤を含むコート剤を塗っておきます。軽く擦るだけで綺麗になるのでノーガードで使って、また黄ばんできたら掃除する感じでもいいかもしれないですね。
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