地獄→天国 [休日]
今週の月曜日は銭洲に初上陸してきました!
銭洲は伊豆諸島の一番西側の大海原にポツポツと飛び出ている岩礁群です。岩礁は大陸棚から聳え立っているので周辺の海底はとても急峻で潮通しの良い大物釣りのメッカで知られています。
今年は何度か行けるかな?行きたいな!ってチャンスがあったのですが、悉く時化やら悪天候で乗れず仕舞いでここま来ちゃっていました。
4時の下田港はどうしようもなく寒くて釣りができるのか不安になるほどです、接岸する賀寿丸のサーチライトに照らされた海面からは気嵐のように水蒸気が立ち上っているのが見えます。
日曜の午後にO野さんから「明日は凪予報で人が集まれば賀寿丸が銭洲に出るそうですけど行きます?」と声を掛けて頂いたので、後先考えずに「よろしくお願いします!」と急いで返信しして続報を待っていました。その後しばらくして「人も集まりそうですから銭洲に行けますよ 」とうれしいお知らせ。
ヤバいです月曜日はショアジギロッド一本で外房に出撃する予定でしたから何の支度もしていません
仕事上りに急いで支度をして装備を整えてなんとか出撃可能になりました、外房に入るF村さんが現地到着目安だと言っていた2時に出撃回避メールの送信予約を入れて一眠り。
23時にO野さんの駐車場に到着、ここから下田まではO野さんのクルマに同乗させてもらって下田を目指します。三号線で工事渋滞に嵌ってヤキモキしたり、氷を買いに立ち寄った釣具店の店主の態度にイラっとしながらも3時過ぎに下田港の岸壁に到着できました。
賀寿丸に荷物を積み込んだら船室に潜り込んで直ぐに爆睡です。酔い止めも服用済みですし、仕事上りの寝不足でここまで来ていますから、エンジンの唸りやウネリを突き進む衝撃すら気になりません。
賀寿丸が船足を落としたのを感じて目を覚ますと銭洲のど真ん中でした。ウネリが大きかったので渡礁できるかどうか不安でしたが、船長さんがせっかくのチャンスを無駄にさせたくないと頑張って上げてくれました
O野さんと自分が乗ったのは一番南に位置するネープルス岩礁群の「マンナカ」という磯です。 名前の通りに両側を「ソト」「カド」という磯に挟まれて、深場もちょっと狙いにくいポイントのようでした。
…とか、そんな事どうでも良いです。狭いです!切り立ってます!岩肌がヌルヌルです!((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
岩の上は二人で立ってクーラーボックスとロッドケースとバッカン二個を置いたら一杯です。一段下には少し広いテラスが有るのですが、ウネリが入ると思いっきり波に洗われます。テラスに人一人が立てるぐらいのお立ち台が有ってそのに乗れば何とか波を被らないで済むという感じです。
ウネリが思ったよりも大きかったので広くて足場の良い磯は低すぎて使えず、狭く足場の高い磯を使って何とか全員が釣りができるような状況だったのでしたか無いですね
自分の方が濡れても良いスタイルだったので自分が下に降りようと思いましたが、スパイクの引っかかりの少なさにビビッて降りられませんでした。体の向きを入れ替えれば降りられそうなんですが、降りても上がれなくなる未来がチラついて無理でした。こうなっちゃうと自分が一緒にいることはマイナスにしかなりません。本当にゴメンナサイ(>_<)
「カド」の近くのかけあがりを40gのスモールジグで探るとショゴがヒット!どこに上げようかモタモタしてたらバレちゃいました
O野さんは100gのジグを遠投して深場から探ってきて、足元近くから飛び出したショゴをキャッチ!
その後も狭い射界でO野さんと二人で撃ちますが時折ショゴがジャレ付くぐらいで釣果につながりません
9時を回り潮が上げてきてテラスには降りられなくなりましたが波自体は落ち着いてきました。一休みして朝ご飯を食べていると巡回に来た賀寿丸から「瀬替えしませんかー?」と声をかけられました!
O野さんが「どうしますか?」と判断を投げてくれましたが、当然自分は「替えてもらえるなら是非」 と投げ返しますw
底物師さん一人とルアーマン一人を途中で回収して、総勢四人で ヒラッタイ岩礁群の「外ヒラッタイ」に瀬変わりさせてもらえました
この磯は西からのウネリが這い上がりやすい地形なので、海が落ち着いていなかった朝方はとても乗れるような状況ではなかったんですよね。
正面に見える切り立った磯がさっきまで居たネープルス岩礁群です。
ここは広くって平らな天国磯です!歩けるって素敵です(*'ω'*)
磯上りまでは残り三時間を切っています、失点を取り返すべく大型青物をサーチします
・・・
・・・
バグアンツでアカハタをキャッチ!
キジハタグラブでショゴをキャッチ!
仕方ないんです。ちゃんとハードルアーで青物サーチをしていたのですが、チェイスもバイトも何の反応もなかった上に、目の前でメタルジグで良型のアカハタを釣られちゃったら欲しくなっちゃいます
お土産をキープしてからはちゃんと大型青物や中型青物をサーチしたんですが、午後一時の磯上りまで何も出ませんでした
朝から正面に見える「エビ根」に入った某チームでは大型青物のバラシがあり、ヒラマサのチェイスも数度あってチョロマサも一本上がったそうです。
O野さんと「ヒラマサならそんなに悔しくないですよね(;´∀`)」とw
今度はデカンパチに出会いたいですね
今日は神津島に戻る賀寿丸が犬走堤防の前を進んでいきます。今度はいつ乗れるのかなぁ
磯での釣りが終わった後のラーメンは最高ですね!体が塩分を欲しているので味の濃いラーメンはとても美味しく感じます。
今回…今回の総括としては自分自身のフィジカルとメンタルの弱さはマズいですね。どうしようもなく足手纏いになる現実にかなり凹みました
ショアプラッギンタックル
TMRPS-111/13PS + 13STELLA SW8000HG + Super X-wire8 #4.0 + POWERLEADER CN 80lb
ライトプラグタックル
CBSS-103LSR + AR-C AERO CI4+4000XG + X-wire8 #2.0 + POWERLEADER FC 40lb
ハタゲームタックル
NSL-T902MH + 13SoaRe CI4+2000HGS + Armored ルアーキャスト #0.6 + Seaguar premium max 16lb
コメント 0