糸巻きガイドの交換 [メモ]
折れてしまったTMSRS-110/11の5番ガイド、T-KLSG 12を交換します。
ガイドスレッドを除去する前に長さを測っておきます。全長が20mmで端に銀色の飾り糸が1mm幅で二本入っています。
折れて残っているガイドフット上のスレッドをカッターナイフで削り取ります。C字型に残ったスレッドはカッターの刃に引っ掛けて毟り取れば綺麗に取れます。フットの先の部分は慎重にカッターの刃先でスレッドを切って毟ります。
アンサンドブランクスなので表面の肌に元々の飾り糸の銀色が残っちゃってますが、きれいに取ろうとするとアンサンドブランクスの凹凸が無くなっちゃいますから程々にしておきます。
アンサンドブランクスに巻いたスレッドはもっと取れにくいものかと思っていましたが、普通の磨きが入ったブランク同様にツルっと剥ぎとれるんですね。
残っていたガイドフットの先端はやっぱり削って薄くしてあります。チタン製のフット先端には焼きが入った痕が有りますから、グラインダーか何かで加工して使っているんでしょうね。
新しく取り付けるガイドのフット先端も同じように薄く削ります。これでガイドを取り付ける準備が出来ました。
スレッドでガイドを固定してエポキシを含浸させて修復完了です。
今回は他のシングルフットガイドの付け根にもクラックが入っている場所が有りましたので、古いエポキシを削り取ってついでに新しいエポキシを盛って補修しておきます。
ちょっとミスって飾り巻きをずらしちゃいましたが、ガイドの位置や向きのズレは無かったのでこのままで良いでしょうw
コメント 0