12 エクスセンス CI4+ C3000HGM ドラググリス交換 [メモ]
先日のラインブレイクを撮った映像を見ていて、エクスセンスCI4+C3000HGMのドラグ作動がいまいちスムーズさに欠けていた気がするので早速ドラグをOHします。
まぁ基本的に古いグリスを除去して、新しいグリスを塗布するだけですけどね。
カーボンドラグにもフェルトドラグにも潤滑油メーカーの汎用シリコングリスを使っていましたが、シマノ純正のグリスがリニューアルされたのを機に買っておいたので使ってみます。
ドラグユニットを押さえるバネを取り取り外して順番に並べておきます。仕組みを理解していれば展開図を見るまでもなく解りますが一応w
ペーパータオルの上にフェルトワッシャーを乗せて、ブレーキクリーナーを吹きかけて表面のグリスを流したら、ペーパータオルで挟み込んで指先でモミモミします。型崩れしないように挟み込む方向に溶剤に溶けたグリスを揉み出します。何回か繰り返せばだいたい綺麗になります。
ブレーキクリーナーの溶剤は速乾性ですので並べておけばスグに乾きます。
掃除が終わって乾いたフェルトワッシャーにグリスを少しずつ乗せて指先で揉み込みます。塗ってみた際の稠度はシリコングリスと似たような感じだったのですが、安価で入手性の良いメーカ純正品に切り替えようと思います。
このまま組み付ければOH完了なんですが、リジッドドラグ採用機種なのでスプール軸にもボールベアリングが入っているので外して機能チェック。
回してみてもスムーズでノイズもないのでグリスの詰め替えも要らないですね。取り出したついでにシールドの隙間から潤滑油を垂らして馴染ませておきます。
ついでにラインも交換。X-wire8 #1.0をSuper X-wire8 #1.0に切り替えます。X-wire8 #1.0はトラブルも少ないし気に入っていたんですが、Super X-wire8 #1.0を11バイオマスターC3000HGにエコノマイザーを使ってインストールした際に妙にライントラブルが多発したのが不安なんですよね
Super X-wire8は#4.0を13ステラSW8000HGで使っていてそちらはトラブルも少ないし快適です。バイオマスターの状態が良くなかったのか、たまたま自分の使い方が悪かったのかわかりません。細番手のSuper X-wire8が良くないなんてことじゃないと良いのですが。
11バイオマスターC3000と12エクスセンスCI4+C3000は基本設計が同じなので、ほとんどの部品に互換性があります。エクスセンスCI4+C3000MスプールはPE#1.0で220mのラインキャパシティ、バイオマスターC3000スプールはPE#1.0で400m、PE#2.0でも180mも巻けます。
CI4+ボディなのでラインを太くしてドラグを上げると過負荷になりそうですけど、PE#2.0を巻いてドラグ値はPE#1.0相当のままで行けば、根ズレ一発ロストを恐れずにヒラマサやデカショゴ相手に有利に運べますね( ̄ー ̄)
やったことが無いので試しに交換してみました。
スプール重量はエコノマイザー+Super X-wire8 #1.0 200mが巻き立ての11バイオC3000は53g、それなりに減っているX-wire8 #1.0 200mを巻いたエクスセンスCI4+C3000Mが42g、ラインの減った分を考慮してもだいたい10gぐらい重いんですかね。
スプールは勿論ドラグノブも同じ寸法なのでそのまま交換してみましたが、ちゃんとドラグも掛けられますし実用しても問題はなさそうです。
色もまぁそこまでおかしくないです。
11バイオC3000は二台あってあまり使わないので、強めの糸を巻いて予備に携行してもいいかもしれませんねw
12 エクスセンス CI4+ C3000HGMにSuper X-wire8 #1.0 + POWER LEADER FC 20lbをインストール完了です
丁寧にFGノットも組みましたから、次にチャンスが有ればヒラマサのがしませんよ(`・ω・´)
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