13 ステラ SW 6000HG 3年目の初メンテ [メモ]
概要:3年間ノーメンテで磯ヒラスズキに使っていた13ステラSWをオーバーホールします。
春のヒラスズキシーズン中にゴロ感が出だして、ワンウェイクラッチの滑りが出てきたので、半年間水分を飛ばすために放置して開けてみました。ワザワザ放置したのは水気を飛ばしてどのぐらい塩が入っているのか見たかったからです。
新品から明らかな異常が出るまで日常メンテのみで使って3年、どのぐらいメタメタになっているのか楽しみですw
ボディ内のベアリングは洗浄すると普通に回る状態でしたが、やっぱり一番外側で潮水に触れやすいローター内のベアリングは錆で回らなくなっていました。
ベアリングの下ピニオンの上部まではそれなりの量の海水が浸みこむんですね。それでも頻繁に海没させても3年間も使えちゃうんだからすごいです。
ドライブギアの両端のベアリングもサビサビでガタガタです。ベアリング外側にゴム製シールが配置されていますが、やっぱり平面のゴム1枚だけじゃ潮が入っちゃいますね。
ベアリング全てをキャストップ、サイズが無いものはNMBの物に交換。シールやOリングも新品に交換して組み直し、ギアのグリスはナスカグリス、オイルはナスカルブ、防水機構にはシマノの撥水グリスを使いました。ちょっと巻が重く仕上がっちゃいましたが、まぁ初回はこんなものでしょう。次に空けたらピニオン内腔とメインシャフトを磨いてみますかね。
あと、気になっていたベイルアーム付け根とローターのクリアランス異常ですが、部品番号51の固定ボルトカラーを交換したらキッチリとおさまりました(*'▽')
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