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わざにかからん [休日]

火曜日は5時起きして少し離れたエリアの堤防の朝マヅメの様子を見て、サゴシやワカナが寄っているようなら狙ってみようと思っていたのですが、堤防上に人影は少なくのんびりしている感じでしたのでそのまま堤防から近い地磯に向かいます。

半島状の地形で尾根にはずらっと風力発電の風車が並ぶほど風が強く吹く場所のようですが、今日の風向きでは風裏になる方向ですので尾根上の駐車場から山を降りて磯に向かいます。

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尾根の標高は70mぐらいあって海辺までは結構な急斜面ですが、そこまでのルートは割と整備されているようです。このエリアはブランド岩ノリの産地で漁期になれば地元のおじいちゃんおばあちゃんが背負子を担いで通うので、危険な山道を歩かないで済むようになってるんでしょうね。 

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...ですよね?踏み跡とか全然ないんですけど大丈夫なんですよねガイドさん??

篠笹の藪に隠れて見えませんが足元は階段状に整備されているので、ちゃんと道があったことには間違いなさそうです[あせあせ(飛び散る汗)]

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途中で崩落でもしていて放棄された旧ルートだったりしたら怖いので慎重に足元を確かめながら進んで、藪を抜けて岩盤の斜面の上まで出れば岩に刻まれた階段状の窪みを発見できました。

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下からエントリールートを見上げても全く見えませんw右手の小高いあたりから左手の窪んだあたりを巻いて手前の岩盤に出てくる感じですね。こういうところを通った時には忘れずに写真で記録しておきますw


とりあえず磯際を歩いて釣りがしやすそうな場所に出ましょう。

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斜面の途中に漁の道具をしまう小屋?みたいなものが作ってありますね。冬の日本海は時化ちゃいますから道具はココに運び込んであるんでしょう。

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なるべく風を背負える足場に立ってキャストしてみると、早々にキジハタが釣れてくれましたがまたまた小さいんですよ(´;ω;`)

それっぽいあたりは何度かありましたが、やっぱり小さいキジハタがイタズラしているようで合わせてもフックアップしません。

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あとはカサゴも釣れてくるんですけど20cm無いようなのばかりです。お土産不足なので20cmあったらキープしちゃうところなんですが、やっぱり陸から入れる地磯の根魚は良いサイズは抜かれちゃってるんでしょう[バッド(下向き矢印)]

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この岩海苔場はNHKの番組で見た覚えがありますよ。険しい斜面を降りた先の磯場に天然の岩と、コンクリートで岩海苔が付きやすく収穫しやすいように整備してあるんですよね。千葉は自然の岩に生える海苔を摘み取るだけだから手間暇がかかる割に収量が上がらないようで、最近は採る人も減ったのか春先まで生えっぱなしで腐っちゃってたりしてます。


岬の先端までは斜面の下を歩いて移動できます。

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岬の先端左が波裏風裏。右が大荒れの波表風表、島がある岬の先端は暴風が吹き抜けています。

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潮通しの良い岬先端付近にあるワンド地形。サカナの溜まりそうな雰囲気は満点なんですが釣れてくれるのはチビカサゴ。

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グラブを回収してきたときにチビアオリが追っかけてきたので、イカが溜まりそうなスリットで昨晩買った2.0号エギをピョンピョンさせたら数匹が取り合うように浮上してきてハリ掛かりしてくれました。抜く前に墨を吐かせていたら逃げられちゃいましたけど(>_<)

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3時間ほど頑張ってみましたが、キープはガイド氏の釣ったキジハタ30前後とチビアオリ一杯[失恋]

あんな踏み跡もないような藪を抜けて入る磯なのになんで根魚残ってないんでしょ(´Д`)

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入釣ルートを戻って帰ろうと思ったら途中の斜面に別の階段が刻んであるのを発見。

この階段を昇るルートで帰り道を目指しましたが、こちらは藪も無くて歩きやすい道でしっかりとした踏み跡がついています。どうやらこちらがメインルートのようですよ?足元も良いし割と釣り人も入っているのかも知れませんよ(ΦωΦ)

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このガイド氏のいる右側を昇る階段のさきがメインルートの磯降り口。左の踏み跡っぽい草むらを下がって進んだのが我々の降りた笹藪ルートです。次は迷わず右で岬を目指しますよ[手(グー)]


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月曜日の昼、月曜日の夕方、そして火曜日の昼と、三度目になる竹藪の中の道を下る磯です。風がずっと同じ向きで吹き荒れているので、こんなにたくさん磯があっても入れる場所は限られちゃいますから仕方ないです。予報では火曜日はいくらか風が凪ぐような感じでしたが、実際には一番風が強かったのがこの火曜の昼でしたね。

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ラストフィッシュもカサゴ。そしてノンキーパー。ここでは二時間ほど頑張ってみましたがカサゴを追加しただけ。ガイド氏はエギングでお土産チビアオリを4杯釣ってくれましたよ。

この後にもちょこっと漁港に立ち寄ってみましたが、アオリイカもキジハタも全く釣れずそのままタイムアップ。


今回の二日間の釣行でしたが自分の釣果はキジハタ6のカサゴ9ですべてノンキーパー。ガイド氏はキーパーのキジハタ2のチビアオリ8とチビマルアジ1でした。

出雲沖磯キジハタ釣り旅行でお土産は大量のキジハタの予定だったのが、強風の影響で地磯キジハタトレッキングになってしまいました。ガイド氏の釣ったキジハタとアオリイカを奪って千葉に帰ります(´;ω;`)



ベイトフィネスタックル

NSL-T832M/BF + Brenious 左 + Armored F+ ロックフィッシュ #0.8 + TBカーボン #5.0


スピニングタックル

NSL-T902MH + 12 SoaRe CI4+ 2000HGS + Armored F アジ・メバル #0.4 + TBカーボン #4.0



自分が帰った翌日の水曜日は風も凪いで風船日和だったようです。

...ガイド氏から衝撃的な画像が送られてきました。

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午前中だけでこの爆釣っぷりだそうです。大きいのは47cmで小さいのでも30cmぐらいだとか...予定通り沖磯乗れていたらと思うと自分の天候運のなさが恨めしい(ノД`)・゜・。


リベンジしようとは思っていましたが、その際には風船持参するしかないですね[手(グー)]

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