味の良さ★★★★☆ [日常]
サカナの名前をネット検索するとまず上位にヒットする「ぼうずコンニャクの市場魚介類図鑑」の主宰、藤原昌高さんの著書です。
タイトル通りに一般にはあまり有名ではないサカナの食味を中心にして様々な情報がかかれている本です。
先週釣ったオキザヨリ。一般的にはダツと一括りにされるこのサカナについてもこの本では詳しく書かれています。
オキザヨリの食味の評価は4/5ですか。ちゃんと処理して持ち帰れば美味しくいただけそうですね
塩焼きが最も美味しく皮目には青魚の風味、血合いにはコクがあるそうです。尾に近い部分(腹骨が無い部分ですね)は刺身も美味しいそうです。アラ汁も美味しい出汁が出るそうです。
「知らない魚介類でも、珍魚でも漁獲したものはあまねく食べる。あまねく食べるためには、国内でとれる魚介類の事を、もっと知るべきである。」
「膨大な量の水産生物を消費しての養殖も、定置網の漁獲物を捨てることも、これ総て自然破壊である。この自然破壊の最大の原因は消費者である。」
確かに港で未利用魚が打ち捨てられているのをよく見かけますね。釣った時に深刻なダメージを与えてしまった目的外のサカナも、デッドリリースするよりは食べてみるべきなんですよね
もちろんこの藤原昌高さんはメジャー魚についても、食味や食文化を中心にした本も書かれています。
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