12 アルテグラ改 C2000PGSS ウォームシャフト軸後端・ウォームシャフトピンBB化 [メモ]
概要:ウォームシャフト軸後端とウォームシャフトピンの樹脂カラーをBB化します。効果は…あるのでしょうか?
先ずはウォームシャフトピンのBB化から。
必要部品はDDL-520ZZW52を1個と10ステラC2000番用のクロスギアピンカラー。調整シムが必要になる場合もあるかもしれないです。
12アルテグラはウォームシャフトと呼びますが、10ステラはクロスギアと呼ぶのが紛らわしいです。
ボディを開けてウォームシャフト摺動子にウォームシャフトピン押え板を留めているネジを外します。摺動子の中からウォームシャフトピンとウォームシャフトカラーを取り出します。
12アルテグラのウォームシャフトカラーは5.25mmでした。 入れ替えるDDL-520ZZW21の厚みが2.5mm、そして10ステラのクロスギアピンカラーの厚みが2.9mmなので、合計5.4mmなので0.15mm程オーバーになります。
ほんの少しの厚みの差なのでこのまま組んで試してみます。もしも巻きに異常が有れば少し鑢で削れば大丈夫でしょう。
10ステラのクロスギアピンカラーの押え板側はフランジが付いていますが、そのままアルテグラのウォームシャフト摺動子の穴にぴったりと収まります。
ピン後端に少しグリスを盛ってから押え板をつけて完了です。
次にウォームシャフト軸後端を保持するカラーをボールベアリングに置き換えます。
必要部品はDDL-630ZZと直径4mmのシムです。シムは結構な厚みが必要なのでラジコン用などに市販されているものが良いと思います。
ボディ後端のウォームシャフトカバーを留めているネジを外して、カバーを外してウォームシャフトブッシュ(後)を抜き取ります。
ウォームシャフトブッシュ(後)の厚みは3.45mmでした。DDL-630ZZの厚みが2.5mmなので、0.95mm分のシムを噛ませます。
こちらもウォームシャフト軸の後端に少しグリスを盛ってから、ウォームシャフトカバーを取り付けて完成。
これで組み直して回転フィーリングに異常がなかったら完成ですが、メインシャフトの上死点や下死点で違和感があった場合にはシムを使った調整が必要になります。
コメント 0