ロックショアアマミング2 [休日]
火曜日の午前。微妙に雲量が多いですが、一人で行動できるチャンスがあれば磯までひとっ走り
去年悔しい思いをした南東部のビーチの端にある岩場です。つい先日のニュースでこの岩から対岸の岬の間の水深50mの海底に、戦時中に対岸の岬にあった高射砲陣地を攻撃に来て撃墜された米軍機が沈んでいるのが確認されたそうです。
奄美群島は戦時中に大島海峡内に連合艦隊の泊地が有ったので、海峡を挟んだ周辺には戦跡が多く集中しています。長閑な今の風景からは想像もつかないですよね。
あ・・・ロックショアアマミングの話でした。
火曜日、潮が下げて来る時間を見計らって磯に向かいました。岩場の手前にある深みも潮流が速く、竿を片手に釣装で泳ぐのが厳しいので、ギリギリ足が着くぐらいの時間にエントリーです。
岩場に乗って目の前の海峡を眺めるといい潮が走っています
限られた時間内の勝負なので急いで支度をして釣り開始。
房総でも奄美でもこいつは元気ですよねw
初手でヒラアジっぽいアタックがあったものの、数投目で釣れてきたのはお馴染みのオキザヨリさんです。釣れてくるのはごんぶとのメーターアップばかりです。
沖を走る潮が岸沿いに寄ったタイミングでサブサーフェイスを引いてきたルアーに、夥しい数の青いヒラアジ類が水中を着いてきたりして期待も高まりましたが、アタックが無いまま数投しているうちに居なくなっちゃいました
魚体と鰭の色合いとサイズから恐らくはナンヨウカイワリの大群だと思うんですが、偏光フィルタを付けたカメラがあればすごく綺麗な写真が撮れたでしょう。
その後は再びダツ(オキザヨリ)タイムです。頻繁にアタックしてくるものの小回りが利かないサカナなのと、細く硬いくちばしがなかなかルアーのフックに掛からないんですよね。掛かると外すのが面倒ですが、アタックが有るのにかからないとモヤモヤしますw
沖のサンゴ礁の湧昇流に投げたU.S.ライナーヘビーを潮目を泳ぐ魚をイメージして泳がせて、反応は無かったので再キャストしようとただ巻きで回収中、足場のほんの数メートル先に差し掛かったところで二尾のカスミアジが猛チェイス
数メートルをアクションもつけられないまま糸は巻き終わりルアーは空中に、悔しくて脱力して竿先が下がりルアーが再び着水した瞬間にカスミアジがバイト!
ロッドが下がっていたのと、ラインが殆ど出ていなかったので、足元のリーフの向こう側に走るサカナに対して、此方にできることは皆無です
間合いが取れたので竿を立てて反撃に移ろうとした瞬間にフックアウト
その後はダツ以外のアタックは無くタイムオーバー。
木曜日の午前中に再アタックです。この日は天気も良くて潮の動きも火曜日より更に大きいので期待が高まります。
高まりすぎて潮位が高い時間に到着しちゃいましたが、気合一発で川のように流れる深みを泳いで越えました
この日もオキザヨリです。アタマだけで自分の親指から小指の長さと同じぐらいです。
潮はすごい勢いで下げてはいるんですが岸近くは潮が走りません。
いや。目の前を流れる泡は2ノット+ぐらいで流れているんですが、潮の当たり方が悪くて潮が素通りしていくって言うんですか?w
地形に当たって反転したり湧き上がったり縒れたりと言うのが全くできないんですよね。海峡中央部では火曜日よりも激しく潮が流れているんですが。。。
結局ダツ以外は釣れないままでで今年のロックショアアマミングは終了です。
他のサカナを釣りたい焦りと苛立ちで久しぶりのルアーロスト、 U.S.ライナーヘビーとサーフェスウイング120がサンゴ礁に消えました。
近くのビューポイントから海峡を見下ろすと川のように潮が走っているのが見えます。ちなみにこれでほぼ干潮潮止まりで、大潮の潮が動く時期には渦潮が観られるそうです。
今年はカスミアジが針に掛かるとことまで行ったので、来年はキャッチするところまで行けるはずです!
カスミアジ狙いタックル
CBJS-110MH + 10BIOMASTER SW6000HG + HARDCOREx8 #3.0 + POWERLEADER CN 60lb
ダツ乱獲タックル
CBSS-116SRS + 13BIOMASTER SW5000XG + HARDCOREX8 #2.5 + POWERLEADER FC 40lb
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