新鮮産直雑魚 [日常]
八丈島二日目の釣果を大事に持ち帰ったのでさっそく賞味いたします☆
塩焼き第一陣、ギンガメアジ。
ギンガメアジは頭から尾っぽの先までで25cm程でしょうか?先ず三尾は塩焼きでいただきます。
結構身が厚くて食べ応えが有りそうです。綺麗な海のサカナなので刺身でも食べて見たかったんですが、どうも内湾や河口の薄く濁った場所に多いイメージが染みついちゃっているんですよね
皮や身がしっかりしていてほど良く脂がのっていますね、初めて食べましたけどマアジの塩焼きよりも自分は好きな味ですよ
これは千葉でもメッキを釣ったら持ち帰って食べないと勿体ないです。
塩焼き第二陣はアカハタ様に、アカエソ、アオヤガラです。
なんかすごくいい香りがします♪
アカハタが美味しいのは間違いないですけど、エソも外房磯ではあまりお目にかからないサカナなので初チャレンジ!
こんがり焼かれちゃったアカエソですがちょっとカッコイイですねw
とにかく小骨が細かく入っている柔らかい身は箸で解すとソボロ状にに崩れちゃいます。が、味の方は練り物の原料になるだけあって旨みがタップリです。香ばしく焼けた皮の香りも良くて塩焼きもあっていると思えます
アカハタの焼き物は食べたこともありますから調理してくれた母様に進呈。ひとかけら味見してみましたけどやっぱり美味しいですよ。文句はない味ですが料理屋さんで食べられる味ですからそうレアでもないですよねw
アオヤガラは細長いイメージですが可食部だけを見ると扁平していて重量感があります。鱗の無い皮のヌメッとした様子は巨大なネズッポのようです。
頭の先から尻尾の先までで1m以上もあったので、クーラーに詰め込む際に頭と尻尾を落として胴体も真ん中で切断せざるを得ず。。。
長い顔をつけたままの塩焼きとか想像するとちょっとステキですよね。焚火で焼いて胴体の真ん中に齧り付くとかやってみたいです
とは言っても、ヤガラはヨウジウオの仲間で近縁種にはタツノオトシゴがいます。頭を落とそうとオピネルを首筋に当てましたが、 背中側の鱗板が非常に強固で全く歯が立ちませんでした。丸焼きも食べにくいかも知れないです
側面や腹部もナイフでどうこうできる様なサカナじゃないですねw宿に持ち帰ってご主人に包丁で何とか頭を落として貰いました。
アカヤガラは高級魚だけども、アオヤガラは食べないって言う予備知識があったので身構えちゃいましたけど、焼いて食べるとサカナ好きにとっては普通に美味しいサカナですよ。脂が多いわけじゃなく味も上品すぎるほどに淡泊ですから、脂の多いサカナやしっかりした味が好きな人には物足りなさを感じてしまうでしょうね。自分はアカヤガラを塩焼きで食べてどれだけ美味しいものなのかが気になっちゃいました。
ただ、食べたことがない下ろせないっていう理由がわかりました。体の前半の鱗板の強固さや十字に入っている中骨はかなりの強敵です。ブツ切りにして塩焼きや煮物で調理して身を外しながら食べるぐらいしか現実的じゃないでしょうねw
ギンガメアジの残りの三尾は煮つけにしたのですが、すでに塩焼き祭りでお腹が一杯ですw
一口味見をして残りは翌日の昼食です。焼き魚と同じくボリューミーでしっかりした身でアジの香りと旨味があるのは最高ですね!
ただ煮付けの味だけ見れば脂のしっかり乗ったマアジの方が勝っちゃいますね(*'ω'*)
大きくて食べやすいし食用としてはマイナーなのが不思議なぐらいです。
宿の夕食
当日は宿泊客が自分だけだったのでちょっと寂しいです。ブリ照りにアカハタの薄造りがメインですね。
ただ、恐れていた事態・・・自分の食えないフキとアシタバが小鉢に入っちゃってます。島の名産物なので出るんじゃないかと思っていましたがやっぱり
無理やり食べましたけどやっぱり美味しいなんて感じようが無い食い物?ですよね。アカハタの薄造りが美味しかったので全てを赦しますが。
釣り終了後に寄ってみたスーパー
観光客向けのクサヤコーナーもありました。焼いたものが真空パックに入れられて売っているので、自宅で焼くと家族がブチ切れると言う人もレンチンや湯煎で味わえるんですねw
自分も食事時にこれを焼かれたらブチ切れると思います
鮮魚コーナーはいまいちパッとしません。八丈島産の鮮魚はキハダマグロとカンパチのみ。
カンパチはメーター級かな?と思えるぐらいの残念な感じの身の粗さです。南で獲れたキハダの味も良い印象が無いんですよね
赤サバ(ハチビキ)も伊豆諸島南部では有名な美味ですけども、この売り場に並んでいるサクは全て長崎県産でしたね。
クーラーボックスに余裕があったので美味しそうなものがあれば買って来れたのですけど、食指が動くようなものは無かったです。
コメント 0