炭化珪素vs二酸化珪素 [休日]
今週月曜日は今年最後?の三本嶽への遠征予定を組んでいました
またしても天候の悪化で三本嶽渡礁は断念することになりましたが、O野さんが三宅島の地礒開拓(奥様からのアカハタ調達指令遂行)しに行くというのでご一緒させてもらいました!
南関東は日曜の夜から前線の接近で雨が降り出しています。気象も海象も悪いので観光客や釣り客がいない橘丸は日曜夜なのにガラガラでした。今回は時化が予想されますので三宅島へも条件付きでの運行です。
いつもは凪日に乗っていたので船酔いとは全くの無縁でしたが、今回は接岸の際に酷く揺られて少し気持ち悪くなっちゃいました
三池港に入港するといつもの釣宿の方の迎えで阿古の釣宿まで移動。お茶を入れてもらいながら明るくなり始めるまで一休み、今回はクルマをお借りしての地磯や港周りでのショアゲームです。この日は世話人の方が午後の返却時に不在だということで、クルマは帰りの船が出る港に置きっぱなしで良いそうです。帰りにいったん宿まで戻る手間がないので正直助かります。借り出しも港でやってもらえたらもっと釣りをする時間が取れますねw
今週もミニキャブの軽箱です_(:3 」∠)_
MTでも訳が分からないクルマですね。ギア比は一速はエクストラローでセカンド発進がちょうど良いぐらいで、アイドリングは異常に高いし、半クラのインフォメーションが希薄なクラッチはもの凄く手前でつながります。ブレーキはタッチがどうとかってレベルじゃないし、ブレーキを利かせるとフロントからイヤーなジャダーが出て気持ち悪いです
釣り宿はミニキャブの軽箱って決まりでもあるんでしょうか?
朝一番は三宅島南端にある新鼻の磯に来てみました。
1983年の噴火でできた海底にある火口の縁に当たる場所ですね。その時に出来た火砕丘だった新鼻新山が今は波風に浸食されて赤い崖を見せています。
岬状の磯場には西の強風と西からの大きなウネリが入っていて、先端部には飛ばされるようなウネリは乗っていませんが、風を背にするとウネリも見えなくなるので怖いです
波が打ち上がる岬の付け根よりも比較的安全そうな先端に行こうと思っていましたが、様子見をしている時に大きめなウネリが先端の岩場を洗ったのを見て先まで行くのは辞めましたw
中ほどから先端を撃っていましたが反応ナシ。付け根に移動して岬沿いを通してみましたが反応ナシ。風に乗せて隣の岬先端からショアラインをトレースして、トゥイッチを入れた瞬間に岩にティップが接触すると何の感触もなくラインブレイク。
玄武岩にラインが引っかかると何の感触もなくラインは切れちゃうんだななんて思ってラインシステムを組み直します。リダクリでFGを結ぼうとチチワを作りリールのハンドルにかけてメインラインにテンションを掛けるとフッとラインが切れちゃいました。気が付かなかったけど他の部分にも岩がすれていたのかと思い、もう一度チチワを作りリールハンドルにラインを掛けテンションを。。。掛かりません
。。。え?
岩にティップを当てた時にガイドリングを割っていたようです。ショゴのプラッギング用に持ち込んだCBJS-110MHさんがリタイアされました
代用にカンパチのジギング用に持ち込んだCBJS-100XHが有りますが、ジグにもプラグにもちょっと使いにくい竿なんです。プラグに向かないのはしょうがないですが、ジグを跳ね上げる際にも100g程だとティップに乗らないで弾いちゃう感触が強いんですよね。ジグ負荷は80-120g表示なんですけども上限一杯かオーバーしてるぐらいじゃないと気持ち悪いんです。今回は激流の沖磯じゃないので100g以下のジグバッグしか持ち込まなかったのでもの凄く釣り難いです。
海岸から雄山を見上げると雄大って言うよりも、まさに荒涼という表現がシックリきます。
この磯で夜明けにショゴを獲って、その後はアカハタをメインにランガンをしようと思っていたのですが、二人揃って全くサカナの気配を捉えられませんし、西からのウネリと強風で釣りにくいので早々に移動することにしました。
東側の地磯探索はまだ進んでいないので、とりあえず一匹目を獲るために三池港の堤防でショゴを狙います!
移動直後に堤防沿いにジグをキャストしたO野さんにショゴのヒット、しかし足元に寄せて浮かせたところでフックアウト。
それを見て俄然ヤル気になって自分もジグを投げましたが、こっちには全然当たってきません。やっぱりジグは苦手なんです
その横でO野さんがまたショゴらしいサカナを掛けますがフックアウト。アシストフックが鈍っているんじゃないですか?w
直後に再びO野さんにヒット! ロッドを大きくしならせて浮かせてきたサカナはかなりの大物です
O野さんが軽やかなバックステップで抜き上げたのは巨大なイシガキフグです!初めて見ましたがこんなにデカくなる魚種なんですねw
O野さん「これ食べられるらしいですよ」
自分「じゃあキープしましょう♡」
O野さん「嫌ですよ気持ち悪いw要ります?」
自分「いや・・・結構・・・です」
ちょっと好奇心でぐらつきましたw
O野さん「うわ!デッカイのが二匹も!」
と、フィッシュグリップを突っ込んだ口の中を見せてくれました。。。ジャイアントサイズのタイノエが二匹並んでつぶらな瞳でこちらを見ていました( ゚Д゚)
自分「リリースしましょう!!」
その後、O野さんは根掛りラインブレイクでジグタックルの代わりにインチクタックルを振り始めちゃいましたw
しばらく反応のない時間が続きましたが、沖向き正面にジグを投げてボトムを取ってからシャクってフォールしてを繰り返して来て、堤防のすぐ手前の宙層でシャクってフォールしてを繰り返している時にガツンときました!
偏光グラスでは透き通った海の中でシャクったジグが飛んでいるのが見えていたので、面白いなーとか思っていたらギラッと光ったサカナが飛びついてくるのが見えました。アクションカムには映っていませんでしたが、偏光フィルターが付いていたら撮れたかもしれないですね
すぐ目の前で掛かったので元気なままで足元に突っ込んできましたから、もう少しいいサイズのカンパチかと思っちゃいましたw
50cmに届かないぐらいのショゴちゃんゲットです。撃投レベル100gのゼブラグローにジガーライト早掛#4/0の自作ツインアシストですね。フックは口元の外側にかかっていましたから、やっぱり早掛のツインだと安心な感じがします。
「このままじゃシャレにしかならないです」と、ショゴ2バラシ→イシガキフグ→根掛りロストのO野さんもラインシステムを組み直して新品のジグとアシストに交換して狙っています。
O野さん「ジグの動きを意識して丁寧に誘ったら乗りました!」
危なげないファイトで釣り上げたのは、自分のよりも一回り大きそうなショゴです♪
やっぱりアシストが鈍っていなければ前の2バラシも獲れてたんじゃないですか?w
ショゴを追加しようと二人でジグをしゃくりますがアタリが来ません。堤防際を果敢に攻めているO野さんは根掛りを頻発させますが、角度を変えて上手いこと回収できたりを繰り返していますw
自分「O野さんがまた根掛りでロストするといけないんで移動しましょうか?w」
O野さん「なんすかそのF村さんにするような提案は(;^ω^)」
僕はそんなに失礼なことをF村さんに言わないですよ
二人して何とかボウズを逃れたので再び南端にある新鼻の地磯に向かいます。
ウネリはまだ西から強く入っていますが、風がほぼ北になったので撃ちやすいですね。まずは東側の磯にアカハタ狙いで入ります。
御蔵島を正面に見るワンドにはウミガメがプカプカ。流れはあまり効いていないような場所ですが、しっかりとボトムを探っていきます。投げてわかりましたが水深があまり深くないようなのと、海藻もなく岩質がツルっとしているような感触なのであまり根魚はいそうもありません。
10分ほど撃ちましたが、二人して何の反応もなかったので、今度は新鼻を挟んだ西側の岩場に移動します。
こっちも似たような底質ですがさっきよりはちょっと深いかな?ぐらいな感じです。
アカハタを狙って入った新鼻の磯ですが、風向きもフォローになって底を取った釣りができるようになりましたが、アカハタはあまりいないようですね。磯の根魚ゲームとしてはフィネスなタックルでやっているんで、居ればいい反応をしてくれると思うんですが、唯一あったアタリはエソちゃんでした
新鼻の磯から遥か西に浮かぶ三本嶽を眺めるO野さんです。
今年の伊豆諸島遠征には満足できていないようですから、色々と思うところもあるんでしょうね(´・ω・)
探査済みの西側磯や北部磯の概要を教えてもらいながら、帰りの船が出る北西部の港に移動するともう帰り支度をしないといけない時間でした。
とくに北部磯は結構惹かれるものがありましたから、今度は波風の具合が良い時にでもじっくりと釣りをしに来たいです。
プラッギングタックル
CBJS-110MH + 15TWINPOWER SW8000HG + Super X-wire4 #4.0 + POWERLEADER CN 60lb
ジギングタックル
CBJS-100XH + 15TIWNPOWER SW10000PG + HARDCOREx8 #5.0 + シーハンター #10 + POWERLEADER CN 130lb
スモールルアータックル
CBSS-103LSR + AR-C AERO CI4+4000XG + X-wire8 #2.0 + POWERLEADER FC 30lb
ビフテキタックル
NSL-T902MH + 13SoaRe CI4+2000HGS + Armored ルアーキャスト #0.6 + POWERLEADER FC 20lb
帰りの橘丸は伊ケ谷港からだったのですが、接岸作業の際にとんでもなく船が揺れています
急に不安になっちゃってアネロンを飲みましたw
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