折れたチューブラティップを有り物で仮復旧してみる。 [メモ]
年末の最終釣行で折ってしまったCBJS-110MHのティップを形だけ直してみましたw
どうせ壊れちゃっていますし、パーツを取り寄せるにも正月休みまで時間も無いですから、有り物で応急修理して一応でも使えるようになるのかやってみました。
パッキリと折れていますから取り敢えず軸を入れ込んで繋ぐしかないですよね。
ちょうど良い強度のカーボンの棒とパイプを買ってくれば簡単に形にできますが、年末で忙しくて買いに行くのすら面倒ですから有り物でどうにかしてみます。
軸になるモノ…適当な物が無いのでカーボンロビングとエポキシ接着剤で作ります。カーボンロビングを三つ編みして太さを稼ぎエポキシ接着剤を塗ってドライヤーで加温して浸透させます。真っすぐになるように錘を釣るして固化させたら、その上に縦方向と斜め方向にロビングを巻いてさらにエポキシ接着剤を含浸塗させて補強します。
なんちゃってCFRPの棒が出来ましたwこれを削って太さを調整してロッドをつなぐ軸にします。
ギリギリよりも気持ち緩めに刺さるぐらいの太さにしたら接着します。カーボンロビングを短く切断した短繊維を作って、エポキシ樹脂に混ぜ込んでみました。 短繊維でもランダムな方向にたくさん混ざれば強度は上がる気がするんですがどうでしょう?
取り敢えず着きましたが心材と破断面を接着剤で繋いだだけですし、負荷を掛けたら一発で折れるでしょうねw
外側にカーボンロビングを巻いて強化していきますが、軸方向の曲げ強度が欲しいのでまずは縦に積層していきます。マスキングテープにカーボンロビングを並べたモノをロッドに巻いて仮固定していきます。
二重にカーボンロビングを重ねたらエポキシ樹脂を塗りこんでドライヤーで加温して、その上をマスキングテープを巻いて締め上げて固化させました。
これを削り込んで整形して行きます。
こんな感じですね見た目は強度が有りそうですけども、強度のある中空構造が中で破断しちゃっているので負荷がそこに集中して破壊する未来が見えますw
余っていた金色のスレッドを巻いてエポキシ接着剤を含浸させて周方向の補強をしてみました。
元通りにならないなら逆に目立たせてしまおうと。
形だけ直してみましたが、どのぐらいの強度があるのか実際に振りに行こうと思いますが、その前に釣具屋さんで#1を注文して来ないといけませんねw
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