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R2 タイロッドエンドブーツ交換 [メモ]

R2のタイロッドエンドブーツを交換します。

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割りピンを外してキャッスルナットを緩めます。R2のキャッスルナットは17mmだったかな?

この状態でタイロッドエンド本体とブーツの境目にスクレーパーやマイナスドライバーを叩き込みます。タイロッドエンドが完全にフリーになると叩き込みにくいので、ナックルから外す前にコンコンとやっちゃいます。癒着しているとブーツを剥がすのにカッターやらスクレーパーやらを使って削り取るので大変なんです。 この段階で剝がれそうになったらしめたものですw 

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ポロっと取れると嬉しかったんですが、やっぱりタイロッドエンドとブーツが癒着しているので諦めます。 ボールジョイントプラーを使ってナックルからタイロッドエンドを分離します。

ボールジョイントプラーが無ければ、キャッスルナットとスタッドボルトが面一になるぐらいまで緩めて叩いたり、タイロッド自体を叩いたりすれば抜けると思います。あまり力任せに叩いたり、スタッドボルト単体を叩いたりすると余計なトラブルを招きかねないので気を付けてくださいw 

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古いブーツをロングノーズプライヤーで毟って、それでも張り着いているブーツの残骸をカッターナイフでこそぎ落します。なかなかめんどくさい上にスッキリとキレイなりません。

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グリスを洗い流しても古いブーツの残骸がこびり付いているのが気になりますが、まぁブーツの裾が当たる面が綺麗になったら良しとしましょう。

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グリスをボールジョイントの周りに塗ってブーツをかぶせます。あまりたくさん塗っても漏れるだけなので程々に。

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ブーツは専用のインサーターを使って圧入するのが正しい手順なのですが、使わないサイズとセットで売られていて高価ですから他の方法で何とかします。自分はウォーターポンププライヤーで丁寧に端っこを嚙ませていきました。強引に噛ませていくとブーツを傷めますので慎重にしましょう。内径35mm程のパイプ状の物を探してブーツにかぶせてプラハンでコツコツ押し込むかシャコマンで押し込んだ方が確実ですね。

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ブーツ交換が済んだタイロッドエンドをナックルに取り付けていきます。ボールジョイントのスタッドボルトにキャッスルナットを取り付けるときに、ボルト自体が空転して締まらないときが有りますが、インパクトレンチを使えば締められます。キャッスルナットの凹とタイロッドエンドのスタッドボルトの穴をキッチリ合わせてピンを差せば完了です。

インパクトレンチが無い場合で空回りして締まらないときは、キャッスルナットにレンチやソケットを掛けて、絞める方向に工具をハンマーで軽くたたいて人力インパクトするとか、ボールジョイントの上側から荷重を掛けて空転しにくくさせるとか工夫すれば何とかなるはずです。 

 

 


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